本日は、初夏の風を感じる中、第12回奈良の『食』発見ツアーを開催しました☆
今回のツアーは奈良県吉野郡野迫川村にある高野豆腐と沢わさびの見学に訪れました。

 最初に訪れたのは、野迫川村の高野豆腐伝承館で作られる全国的にも珍しい手づくり凍り豆腐です。江戸時代末期に高野山から伝えられた製法は、野迫川村の厳しい寒さが適しており、品質の良い高野豆腐が各方面に出荷されていました。当時は130軒ありましたが、現在はその伝統の製法を後世に伝える「高野豆腐伝承館」のみです。その高野豆腐伝承館で高野豆腐の作り方についていろいろとお教え頂きました。


Image4060←最初は水に一晩漬けた大豆をすりつぶしていきます。








Image4061←すりつぶされた大豆が出てきます。









Image4065←よく混ぜて…









Image4074←豆乳とおからにわけていきます。









Image4088←おからです。とても甘い香りがします☆












Image4087←豆乳です。










Image4086←にがり(塩化マグネシウム:豆乳を固める作用を持ちます)を入れていきます。










Image4097←出来立てを試飲させて頂きました☆









Image4100←豆腐になる前の状態で、いろいろな旨味成分が溶け合っています☆











Image4102←にがりを入れた豆乳を型に流し込んでいきます。








Image4104←汁が流れていきます。









Image4120←汁気が切られ、だんだんと豆腐の形になってきます。








Image4113←完成です☆










Image4121←凍らせるので、硬めな仕上がりになります。こうして出来た豆腐を冬は外に、今の時期は冷凍庫で凍らせて完成です。









Image4053←みなさんとても真剣に見入っていました。







 今では、高野豆腐伝承館のみですが、昭和の初めには約300人から500人の人が製造にたずさわっており、当時は奈良県の基幹産業といわれるほどでした。
 しかし、産業社会の発達、さらに、水害等の大被害があり、今では大変厳しい状態にあります。私たちの食文化・食生活は常に自然、社会環境と密接な関係の中にあると実感します。

 こうして高野豆腐伝承館で学ばせて頂いた次はお昼ごはんを頂きました。

Image4122←お昼ごはんは野迫川村特産のあまごを頂きました。







Image3575←あまごのお刺身です☆ 








お昼ごはんを頂いた後は、沢わさびの見学に伺いました。


Image4131←山奥に凛と美しくわさび田があります☆








Image4135←みなさん熱心に見学しておれました☆









Image4144←収穫体験もさせて頂きました☆










Image4148←とても綺麗なわさび田です☆








 野迫川村のわさび田は、一旦は栽培が中断されたあと、放置されたままでした。しかし、平成15年4月、野迫川村で今まで長い間、使われていなかった沢わさびの休耕田を復活させます。沢わさびにはきれいな水と年間を通じて冷涼な気候が必要で、栽培できる場所が限られます。そうした中、野迫川村の綺麗で豊富な水量は、沢わさびを作るのに適しており、近畿地方でも数少ない生産地となっているのです。

 奈良には私たちがの知らない素敵な食文化が多く根付いていることを改めて実感した今回の奈良の『食』発見ツアーです☆