本日は少し小雨の中でしたが、第13回奈良の『食』発見ツアーを開催しました☆
今回のツアーは奈良県生駒市にある高山茶筌とかき餅の生産工場の見学に訪れました。

 「高山茶筌」は、室町時代、足利義政の時代から約500年の歴史があります。室町時代の中期、城主の次男・宗砌が、親交のあった称名寺住職・村田珠光が茶の葉を粉末にして飲むことを考案し、それを攪拌する道具の製作を頼まれ作ったのが、高山茶筌の始まりと伝えられています。このような歴史をもつ茶筌を製造しているところにお邪魔してお話をお伺いしました。

Image5412←お話を伺います。









Image5439←実際の作業も拝見させて頂きました。









Image5457←流派によって使用される茶筌が異なり、とても多様な茶筌の型があります。








 高山茶筌の始まるとともに、時の天皇に献上され「高穂」の名称を与えられ、宗砌は以後、城主一族にその製法を秘伝として伝え、代々「一子相伝」の技とし、 後の高山家没落後も、その秘伝は十六名の家臣によって伝えられ今日まで受け継がれています。
 こうして高山茶筌の歴史を実際の製造と合わせて学ばせて頂きました。


Image5464←そしてお昼ごはんです☆







 昼食は、生駒山の山腹にあるスリランカ料理のお店で頂きました。自家製のお野菜と多彩なスパイスを用いて作られるお料理を楽しみました☆

 お昼ごはんを頂いた後は、かき餅の見学に伺いました。

Image5469←皆さん熱心に見学しています。









Image5476←日本の餅文化を象徴する「つく」シーンです。








Image5482←見学中☆








 餅はそれ自体が保存のきく食べ物ですが、長期保存の工夫がいろいろあります。かき餅もその一つです。室町時代、女房詞(ことば)で「おかき」と云いました。その由来は、お正月早々、刃物を使うことは縁起が悪いからで、鏡餅を手で欠き取る所からきています。糯米が原料である「かき餅、あられ」は関西が発祥と言われ、奈良県にも米菓製造協同組合には10軒が所属しています。

 奈良にこうした食の文化の原点を体感できる資源と始原が多くあることを学び、楽しみました☆