本日、第14回奈良の『食』発見ツアーを開催しました☆
今回のツアーは奈良県吉野郡下市町にあるこんにゃくと菓子の生産工場の見学に訪れました。

 こんにゃくは、こんにゃく芋という芋からできており、1500年以上食べられてきた日本の食生活に欠かせない日本独自の伝統食品です。

Image6624←こんにゃくについてのお話をとてもご丁寧にお教えして頂きました☆







 原料のこんにゃく芋は関税割当制度の対象品目になり輸入制限されていることもあって、9割以上が国産原料です。しかしながら、WTO農業交渉の結果関税率の上限が設定されると中国の輸入が増えるとされています。こんにゃく芋に対しては、セーフガード(緊急輸入制限)が発動されていますが、こんにゃく製品としての輸入は自由化されている現状があり、様々な様相がうかがえますので、購入の際は表示を確認して、自分が納得いく形で購入していくことが大事です。


Image6380←昼食は高取城下、石畳の街道沿いにある江戸末期、築百七十年のおばんざいのお店で頂きました☆







 昼食後は、葛菓子製造がはじめられた場所として当時のおもかげを残しつつ、歴史を感じる写真や資料、製造機材等を展示してあるところにお邪魔して葛菓子、飴を中心としたお話を伺いました。

Image6649←当時の菓子製造見学させて頂きました☆









Image6395←いろいろな菓子づくりの製造機器がみられます。








 誰もが求める甘味、例えば、昔の甘味の代表格である飴は1300年前から食べており、日本書記の中に日本人が飴を食べていたという記述が見られます。また神武天皇が必勝祈願として水をつかわず堅飴(たがね)を作ることを命じていたり、また正倉院文書には阿米(あめ)と書かれていた記録もあります。当時の日本人が食べていた甘味では、飴(葛飴)、はちみつ、甘葛煎が主なものといわれていました。
 甘いものは必ずしも人々の活動エネルギーとして必要不可欠なものではありませんが、甘味は人の情緒を安定させます。1300年前も今も甘味に対する情熱は変わっていないのですね☆