本日、第16回目となる奈良の『食』発見ツアーを開催いたしました☆
 第16回目は、奈良市の墨と大淀町で畜産している大和肉鶏に関するツアーを行いました。

 日本では701年『大宝律令』に、胡麻は米に匹敵するものとして重視されていて、灯油用の油としての貢献が義務づけられていました。香り漂う胡麻油を、朝廷や貴族の生活に、また神社仏閣の燈明用の油として使用していたのだろう。また胡麻油、菜種油、赤松の樹脂などを燃やした煤(すす)と膠(にかわ)を練り固め、香料を加えて造る墨にも使われていた。墨は胡麻油を燃やして採る粒子の細かい煤と、水牛から作る膠が最良とされています。そうした食とのつながりをもつ墨づくりを見させて頂きました☆


墨づくり←見学中☆








墨づくり←油を燃してすすをとっています。








墨づくり←墨づくり職人の手によって仕上がっていきます。













 奈良墨の始まりは、貝原好古『倭漢事始』によると、室町時代に興福寺の二諦坊で、持仏堂の灯明の煤を掻き集め、膠と合わせて造った油煙墨(ゆえんぼく)からとされ、今日伝統産業として受け継がれ、全国95%のシェアをもっています。

 奈良墨をみさせて頂いた後は、奈良市内で奈良県産の食材、調味料を中心に、塩と糀を熟成させた塩糀をお塩の代わりに使った料理を提供されているお店で昼食を頂きました。

昼食←美味しく頂きました☆







 昼食の後は、名古屋種、ニューハンプシャー種、シャモを掛け合わせた肉じまりの良い歯ごたえと、旨みをもつ大和肉鶏を訪ねて大淀町に向かいました。


大和鶏肉←飼育農場を見学させて頂きました☆






 飼育農場では、約8000羽をそれぞれひな鶏と成鶏に飼育小屋を分けて飼育しています。見慣れない格好をした人が近づいたり、接したりすると怖がりますので、静かに見学させて頂きました。

 またひとつ奈良の食に関する産業がもつ新たな一面をいろいろと学ばせて頂きました☆
 今後もまたこうしたツアーを企画しますので、ご興味のある方は、narasyoku@hotmail.co.jp までご連絡下さいませ☆