2012年06月

『麹と醤』

 本日、『なら食』研究会横井代表の講演会が天理市中央公民館で行われました。
 講演タイトルは「麹と醤」と題して、麹と醤について、そして、それらを育んできた日本の文化・社会背景についてお話致しました☆

k1IMG_0603←多くの方々にお越し頂きました☆









k4IMG_0608←講演スタートです☆










k2IMG_0632←講演中の横井代表。











k3IMG_0640←終了後は皆様からお話を聞きながらご交流させて頂きました☆









 皆様お越し頂きましてありがとうございました☆

第18回奈良の『食』発見ツアー −梅、坪杓子−

 本日、第18回目の奈良の『食』発見ツアーを開催いたしました☆
 本日は五条市西吉野町の梅と五條市大塔町で作られている坪杓子を拝見させて頂くツアーです。

IMG_0466←西吉野町にあります梅選果場でお伺いさせて頂き、西吉野をはじめとした奈良の梅についてのお話をお聞きしました。








1IMG_0476←お話を伺った後に、選果場にお邪魔して拝見させて頂きました。









2IMG_0485←次々と選果されておられます。











3IMG_0486←大小様々な梅が☆











4IMG_0502←最後は箱に詰められて完成です☆









 梅の品種は、鶯宿(おうしゅく)、白加賀(しらかが)、南高(なんこう)の各品種があり、それぞれ、6月上旬〜6月中旬・6月中旬〜6月下旬・7月上旬〜7月中旬と収穫時期が少しづつ異なります。
 日本と梅との関係は切ってもきれないものです。その始原をツアーを通じて体験させて頂きました。

 そして、昼食は下市町に向かい、古くから鮎寿司を作られているお店で頂きました。

 
5IMG_0513←鮎を中心とした定食です☆










6IMG_0515←鮎の姿揚げも頂きました。










9IMG_0517←ご主人から鮎寿司に関するお話等をお聞きさせて頂きました☆









 昼食後は、吉野地方西部、旧吉野郡大塔村の篠原と惣谷に伝承されてきた坪杓子と呼ばれる杓子を製作を見にお伺いさせて頂きました。


7IMG_0529←工場にお伺いさせて頂き、見学させて頂きました。









8IMG_0526←参加者の皆様とても熱心に見学されておられました☆








 旧大塔村では、大和地方特産の茶粥をすくう杓子を作る木地師の村でした。この地の坪杓子は、栗の木を材料とした大塔坪杓子として知られています。「猫も杓子も」という言葉がありますが、昔、日清・日露〜太平洋戦争の頃に戦争が始まると、国内の金属資源が不足し、木杓子の需要が伸びたというわけで、先代の新子薫さん(昭和2年生)は「戦争が起これば、杓子屋が儲かる」と、笑って言っておられました。

 先代の薫さんは、今年4月1日に亡くなられましたが、ご子息の新子健さんも、著名な工芸職人で、遺作に日本画家平山郁夫さんが献納して話題となった薬師寺大唐西域壁画殿、こちらの入り口に掲げられている額の木地は、健さんの手によるものです。
 大塔村惣谷地区では、こうした坪杓子づくりを生業としてきた村で、今では孫の新子光さんお一人のお力で杓子を製作されておられます。

 そうした坪杓子と奈良の梅をこの度のツアーで皆様と一緒に学ばせて頂きました。


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